こんにちは🌈
Web APIではデータをJSON形式やXML形式で受け渡しします。
それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
JSON
“JavaScript Object Notation"の略称です。
JSON形式ではデータが{キー: バリュー}
のペアになっていることが特徴です。JavaScriptの記述と同様、波括弧がオブジェクトを、角括弧がリストを表します。
下図は、お正月にやることを書いた例です。
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XML
XML形式は"Extensible Markup Language"の略称で、W3Cによって作られました。タグの名前を自分で設定でき、自由度が高いのが特徴です。しかし、リスト内の要素も一つ一つタグで挟まなければならず、JSONと比べると全体的に可読性が下がっているように見えます。
上記と同じ内容のデータを記載した場合、以下のようになります。
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どっちを使うべきか?
こちらの記事によると、JavaScriptアプリケーションの人気が高まると同時に、JavaScriptと併用しやすいJSON形式のデータもより使われるようになったことや、開始タグと終了タグをその都度付けなくてもいいシンプルさから、近年ではJSONの方が人気のようです。
しかしながら、会社内の複雑な要求を満たすアプリケーションにおいては、XMLの方が向いているケースもあるそうです。
おわりに
個人的な開発ではJSONしか扱ったことはないのですが、今回を機にXMLについて知ることができてよかったです。場面に合わせて適切な形式を選ぶようにしようと思います。
参考リンク